日本綿業俱楽部(綿業会館) part2
本館3階談話室
イギリスルネッサンス初期ジャコビアン様式に壁面のタイルは京都の泰山製陶所で特注品の泰山タイル
昭和7年1月1日に開館した綿業会館
同年3月10日には国際連盟満州事変調査団リットン卿一行が来館、大阪経済界代表と会談。
戦火に耐えた窓
昭和16年12月8日 太平洋戦争(大東亜戦争)はじまる
昭和17年6月20日 鉄柵、シャンデリアなどは金属類は戦争の為(武器の材料)国に献納
昭和20年3月14日 大阪大空襲にも会館は損傷をまぬがれた。(窓ガラス1枚・カーテン1枚の
被害)
同年 7月5日 会館の1・2階を大阪師団管区司令部(戦時日本陸軍による地域防衛の為の管理シス
テム)に接収され、綿業俱楽部は休館 (昭和20年~27年の接収期間中は事務所を寺田ビルに移転)
8月15日 終戦
10月11日 会館全館を進駐軍(日本を占領するために来た連合国軍の部隊)に接収される
昭和27年5月23日 会館接収解除される
10月2日 綿業会館修復を完了し、業務再開
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本館3階 会議室 アンピール様式に倣った 通称 鏡の間
特注品の緞通がアンモナイトの化石を含んだ天然大理石製の床を飾る
※現在も会員制のビジネス倶楽部として運営されています。館内見学(有料)などは必ず事前に事務局に連絡・お申し込みが必要です。
※一般社団法人綿業倶楽部の許可とご協力を頂き、写真・記事を掲載しています。