ギリシャ神話3
【アフロディーテ】
父神ウラノスの我が子達に対する仕打ちに怒った母神ガイアの命に従い、末の弟クロノスが切り取って投げ捨てたウラノスの局部は海に落ち、その泡から愛らしい女の子が生まれました。
女の子は美しく成長します。絶世の美女、愛と美の女神、アフロディーテです。
西風の神ゼピュロスが優しく東へ運び、キュプロスに到着。アフロディーテが島に上陸すると、彼女の歩むところ、緑が育ち、花が咲き誇ります。
季節の女神達がアフロディーテに花があしらわれた美しい衣を着せ、魅力的に飾り、神々のところへ案内しました。
神々はアフロディーテの美しさに感銘を受けました。
アフロディーテのお供をしてきた恋愛の神エロスと愛欲の神ヒメロスが、神々の心に火をつけたことも手伝ってか、この時、全ての男神はアフロディーテに心奪われたのだそう。